お子様(男の子)が生後3ヶ月からアトピー性皮膚炎で苦しみ、ついに3歳半で克服した、お母さんの話です。
「生後3ヶ月から重症のアトピー性皮膚炎にかかり、お医者さんのすすめで卵や牛乳、米、大豆などを抜いた食事を続けました。
10ヶ月くらいの時、体じゅう湿疹に覆われ、手足はガサガサ、しかも髪は赤く変色、また爪は柔らかくなり、顔は白く、体重も横ばいという症状が続きました。
心配で心配で、将来喘息にさせてはいけないという恐怖でいっぱいの毎日でした。
しかし、この恐怖心が子供に同通し、どうも、この恐怖心を子供が吸い取っていたのではないかと思うようになりました。
というのも、ある時、本屋さんで偶然に手に取った本を開いたところ、
「人間を不幸にする最大の敵は恐怖心だ」
という一説を読み、ハタと思い当たることがありました。
それからというもの、子供に対しては
「卵や大豆やお米を食べても湿疹なんか出ないんだ、怖くないんだ、喘息なんかにならないんだ」といい聞かせ、自分に対してもそう言い聞かせるようにしてきました。
目の前に出された食べ物に感謝の念いを捧げ、また、湿疹が出ても「蚊に食われたのよ」といって、子供を撫でてあげると、みるみる良くなりました。
子供の前でも、努めて明るく振舞い、寝る前に痒がる時も、笑わせたり、躍ったりの陽気なお母さんを自分で演出していきました。
そのうちに気がついたら、3歳半位になった時、子供はすっかりアトピーの苦しみから開放されていました。」
と笑顔で語ってくださいました。
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