2005年11月08日

便秘解消と山芋について

  
  ◆ 山芋(やまいも)の旬の季節となりました。◆

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今は低温貯蔵による出荷調整ができるので、市場には1年中出回っていますが、
特に長いも、つくねいもは11〜12月いちょういもは12〜1月が旬の食べ頃となります。

中国では山芋を、野菜としてよりもむしろ薬として用いることが多いといいます。

また日本では、貝原益軒(江戸時代の学者)が山芋を食べると精力がつきすぎるため、
世の男女関係が乱れると心配したほどその薬効が注目されていました。

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その主成分は炭水化物で、でんぷん、マンナンを多く含みます。

でんぷん質のものは生食での消化が悪いので、加熱して食べる事が多いのですが、
山芋には炭水化物分解酵素のアミラーゼが大根の数倍も含まれており、
このアミラーゼがでんぷんの消化を助けてくれるので、生で食べることができるのです。

麦ご飯には、不消化物の食物繊維が多いのですが、とろろをかけて麦とろにすると、
かまずに飲みこんでも完全に消化してしまうほどです

また、山芋には食物繊維が豊富な上に、カリウムも多く含まれているため、
大腸ガン高血圧の予防、便秘の解消にも効果があります。

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●なぜ便秘の解消にも効果があるかというと、

山芋には腸の中の水分と便の分離がうまくいくように手助けをする作用があります。

直接、腸壁に働きかけるのではありませんが、便が細くて軟らかく、
出す力がないというタイプの便秘症の人が、山芋の煮たものを常食すると、
便の硬さや形を整えて排便をスムーズにします。


  山芋の食べ方はこちらのサイトが参考になりました。
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http://jinenjo.office-ho.com/tabekata.htm


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